コンテスト概要
基調講演
開会式の基調講演では、経済産業省大臣官房秘書課課長補佐の前田洋志氏と、自由民主党総裁特別補佐兼特命担当副幹事長の下村博文氏とにご講演していただきました。
前田氏の基調講演では産業発展の目的や政策立案の際に気を付けるべきことに関して、下村氏の基調講演では、情報化・国際化に伴う、教育環境の変化、それに対する大学改革などに関して、それぞれ講演をしていただきました。
日本の政策を実際につくってこられた方の貴重なお話がお伺いできるのもGEILの強みです。
戦略策定
現状の社会状況や産業構造の変化に関する分析、「産業人材の育成」という課題のもとで将来必要であると予測される人材、その人材の育成に向けての政府の現状の取り組みに関して分析を進めていきます。
「必要とされる人材が育成されていない」という問題領域を決めたあとは、なぜその人材が育成されないのか、その根本的な原因を探っていきます。
各チーム政策立案を着々と進めて、質問事項を洗い出したり、根本原因に至る論理に粗さがないかどうかを検証しました。
コンサルテーション
現役官僚に立案した自らのチームの政策案を検証してもらう貴重な機会です。参加者も期待と不安が入り混じった様子でした。
各チーム、文部科学省・経済産業省の方にそれぞれ20分ずつのヒアリングを受けます。
政策立案のプロから、厳しい指摘や斬新な示唆をいただき各チーム軌道修正しました。チームにとって大きな分岐点となります。
プレゼンテーション
全12チームを6チームごと2つのブロックにわけ、参加者投票で各上位2チームが決勝に選出しその後決勝の舞台で最優秀政策案を決定します。
張り詰めた緊張感の中、各チームの発表・質疑応答が行われました。
採点と審査が終了し、決勝進出チームが発表されます。決勝の舞台では現役官僚、有識者が審査員として集結し鋭い意見をぶつけました。